羊平
いやー、こんな美味い酒が飲めるなんてハロウィンさまさまだな！

依空
本当っすよね！　特別な日に飲む酒はうまい！

有貴
依空は特別な日じゃなくても、いつも飲んでるでしょ

依空
まーまー、堅いこと言うなって！　ところで有貴は何飲んでるんだ？

有貴
ワインだよ。この日のためにいいワインを取り寄せておいたんだ。バンパイアが飲む血のように赤いでしょう？

依空
お、いいなー！　うまそうー！　有貴のワイン、俺も飲みたーい！

羊平
おじさんも飲みたーい！

有貴
はいはい。じゃあ、ワイングラスを用意するよ。……夕月さんもワインいかがですか？

夕月
いいね～。日本酒も好きだけど、ワインも美味しいよね。でも、あんまり飲み過ぎちゃ駄目だよ～、じゃないと……

朱鳥
それでね、そのときのともちゃんがカッコよくてね……可愛いのにカッコイイんだよ、ともちゃんは……すごいよねえ

夕月
……彼みたいに出来上がってしまうからね

有貴
ああ……朱鳥さんには水を用意しておきますね

夕月
よろしく頼むよ。でも、仮装したはいいものの、僕たちはお酒を飲むだけで普段とあんまり変わらないね～

有貴
ふふ、そうですね。でも、こうやって特別な日な日に集まって飲むのは……楽しいですから

夕月
うんうん、そうだよね～。僕もそう思うよ

依空
ありたかー！　俺の分のワインー！

有貴
はいはい、今持ってくるから

朱鳥
夕月さんももっと話しましょう！　そして、ともちゃんの凄い話、もっと聞いて下さい！

夕月
うんうん、聞いてるよ