【Interview】メンバーインタビュー

――インディーズバンド・starlit blue topiaの皆さんにインタビューをします。本誌では二回目の登場となる皆さんですが、初めての方のためにも簡単な自己紹介をお願いします。

Isora「えっと、俺はstarlit blue topia(スターリット・ブルー・トピア)というバンドでドラムを担当しているリーダーのIsoraです。略す時は、スタブルって呼んでくれよな♡ ってことで、次はヴォーカルに自己紹介してもらうか」
Arata「すぶたで歌ってるArata」
Isora「こらこらこら、すぶたじゃなくてスタブルだろ?」
Arata「すぶたの方がおいしそう」
Isora「美味しそうって食べてどうするんだよ。まあ、いいけどさ。こんな調子だけど、うちの自慢のヴォーカルだから、よろしくしてやって。次は……」
Aran「ギターAran」
Isora「相変わらず短いな(苦笑)。次はベース担当であり、スタブルの楽曲の作詞作曲をしているAritaka」
Aritaka「Isoraが紹介してくれたので大体全部かな。よろしくね」
Isora「あ、悪い。んで、最後はトピアな」
トピアくん「みんな、こんにちは☆ スタブルのサポートをさせてもらっているヘラジカのトピアくんだよ♪ よろしくね!」
Isora「この通り、4人と一匹……ん? 一頭か?」
Aran「なんでもいいだろ」
Isora「そうだな(笑)。4人とヘラジカで、今はインディーズだけど、メジャーデビューを目指してバンド活動してます。応援、よろしく」

――ありがとうございます。前回のインタビューで話題に出ていた1stシングル「starlit blue topia」が3月についにリリースされましたね。作詞・作曲はAritakaさんですが、曲を作るにあたり意識された事はありますか?

Aritaka「……この曲は、星波島という満天の星空と青い海が美しいと言われる南の島で行われる星祭りに合わせて作った曲なので、そこで演奏するのにふさわしい曲にしたいと思って作り始めました。そのライブは、俺達の初めての単独ライブでもあったので……スタブルらしい曲にしたいとも思って作りました」
Isora「マジか。それ初耳だわ」
Aritaka「それはそうだろうね。言った事ないから」
Arata「俺この曲好き。歌ってて気持ちいい」
Aritaka「それは良かった。Arataの歌声を意識して作った曲でもあるからね」
Arata「そうなの?」
Aritaka「うん、そうだよ。だから気に入ってもらえて嬉しい」
Arata「今の聞いてもっと好きになった」
トピアくん「よかったね、Arata♪」
Arata「ん。とあもすぶたのすぶた好き?」
トピアくん「もちろん。ボクも大好きな曲だよ。スタブルが初めてファンであるSeeker(※ファンの愛称)に届けるためにカタチにした曲でもあるからね。Aranのギターもすごくかっこよくて最高だったし!」
Aran「なんでいきなりオレのギターの話になるんだよ。てか、オレが弾いてんだから最高なのは当たり前だろ」
トピアくん「うん! そうだよね!」
Isora「おーい。話が逸れてるぞ」
トピアくん「そうだった!」

――1stシングルの曲名がバンド名と同じなのには、どんな意味を込めているんですか?

Aritaka「この曲は、好きな女の子と満天の星空の青い楽園で恋が始まる歌なのでバンド名自体がそのイメージに合っているなと思ってつけました。あとは……」
Isora「あとは?」
Aritaka「やっぱり止めておこうかな」
Aran「なんだよそれ。気になんじゃねえか」
Aritaka「大したことじゃないよ」
Arata「でも俺知りたいな。ありたか教えて」
Aritaka「……そうだね。この曲は、様々な意味で俺達の始まりの曲でもあるから……メンバーやファンであるSeeker、それと俺自身の中にずっと残るような曲になれば良いなと思ってね。……好き、になって欲しいと思ったんだ。そう考えた時に、この曲名しか思いつかなかったのかもしれない」
Arata「ありたかがつけた名前にはたくさんの好きや願いが詰まってるんだね」
Aritaka「……そうなのかもしれないね」
Isora「そっか。そうだな。好きになってもらいたいよな」
トピアくん「『なってもらいたい』じゃなくて、好きになっちゃうんだよ。それくらい素敵な曲だとボクは思うよ。サポートをしているからそう思うんじゃなくて……例え、遠いところにいたとしても、ボクはこの曲を好きになっていたと思う。Arataの歌声もAranのギターもAritakaのベースもIosraのドラムも、すごくすごく好きだよ」
Aran「キーボードが抜けてる」
Arata「俺もとあのキーボード好き」
Isora「トピアのキーボードが曲に深みを出してくれてると思うぞ。潤滑油になってるって言えばいいのか。そんな感じでさ、キーボードも必要だろ」
Aritaka「そうだね」
トピアくん「…………あ、ありがとう。すごく、嬉しいよ」

――皆さんの大切な想いが込められた曲なんて素敵ですね。この曲は星波島でのイベントで演奏するために作られたそうですが、星波島はいかがでしたか?

Arata「また行きたい」
Aran「行方不明になったお前を探すのだけは勘弁だからな」
Arata「行方不明じゃなくて寝てただけ」
Aran「わけわかんねえ場所で寝てたら行方不明なんだよ」

――行方不明になったんですか?

Isora「そうなんですよ。Arataがいなくなって大慌てで探していたら、島の猫を抱えて寝てたんですよ(笑)」
トピアくん「あの時はちょっと焦ったよね」
Aritaka「Arataらしいと言えばらしいけど、心配だから今度は行き先を言ってから行方不明になるんだよ」
Arata「わかった。ありたかも一緒に行方不明になろう」
Aritaka「それは面白そうだね」
Aran「……それ行方不明じゃねえじゃねえか」

――楽しく過ごせたみたいですね。星波島は「海」が綺麗な島ですし、曲の中に「海」を連想させるワードが度々登場していますし、今回の撮り下ろしフォトの撮影場所も「海」でしたね。スタブルの皆さんは「海」に縁があるのでしょうか。

Isora「そうですね。前回に引き続き撮影の話を貰った時に、撮影場所をどうするかって話になって、ここ最近ずっとバイトばっかりしていたこともあってパーッと騒ぎたいって思ったんですよね(笑)。あとは、星波島の海が綺麗だったんで久しぶりに海を見たくなったのと、さっきAritakaが言ったように『starlit blue topia』が南の海を意識して作られた曲だからか、ドラム叩いてると海に行きたくなるんですよ。それで冗談半分で海って言ったらありがたい事に意見が通ったので、海ではしゃいできました♡」
トピアくん「本当にIsoraが一番はしゃいでいたよね(笑)」
Aran「はしゃぎすぎてうざかった」
Isora「うざいってそれはひどいぞー」
Aran「うぜえもんはうぜえんだよ」
Isora「えー青春っぽくていいだろ?」
Arata「ねむくなってきた」
Aritaka「もう少し頑張ろうか」
Arata「ん。頑張る」
Isora「おい! 俺の話を聞けよ!」

――写真から皆さんの楽しそうな雰囲気が伝わってきました(笑)。何か撮影中のエピソードがあればお願いします。

Isora「……思ったよりも寒かったな」
トピアくん「撮影終わった後、Isoraがたがた震えていたよね(笑)。その後、ちょっと風邪引いていたよね」
Aran「バカは風邪引かねえはずなのにな。あ、バカだからはしゃいで風邪引いたのか」
Aritaka「ああ、それは一理あるね」
トピアくん「確かに」
Isora「おい! お前らな~~。てか、Aranもはしゃいでただろ!? 写真見ろよ! これ!」
トピアくん「このAranの表情、すっっっっっっごく可愛いよね!! この瞬間を撮ったカメラマンさんに100回お礼を言っても足りないくらい感謝してるよ~! ずっと見ていられる! 飽きない!! これってすごい事だよね!!! あ……使われなかった写真も見せてもらえば良かった!!!!!」
Aritaka「トピア、落ち着こうか」
トピアくん「あ……ごめん」
Aran「可愛いってなんだよ。クソ鹿が」
トピアくん「……ご、ごめん」
Arata「Aranかわいい。よしよし」
Aran「なんでよしよしなんだよ。意味わかんねえ」
Isora「あんまり撮影中のエピソードになっていなくてすみません(笑)」

――メンバーの普段は見られない姿をお届けするのがインタビューの醍醐味でもあるので、大丈夫ですよ。1stシングルをリリースしたばかりですが既に次の楽曲の制作に取り掛かっているそうですね。

Isora「1stシングルが出て、Seekerや俺達を知らない人にも聴いてもらえて、欲が出ました。俺達の音楽をたくさんの人に聴いて欲しいっていうのもそうですし、『starlit blue topia』のレコーディングを通して、もっと音楽をやりたい! って思ってしまって。メンバーもファンも巻き込んで、この勢いに乗ってどんどん曲を出していくつもりです。うまく言葉に出来ないんですけど、落ち着かないというか。ドラム叩きたくて仕方ないんです。寝ても覚めても音楽の事ばっかり考えてるんで(笑)」
Aran「気持ちは分からなくもねえ。ギター弾き足りねえし、でかい箱でやりてえ。つか、スタブルは1曲出しただけで満足するバンドじゃねえ。これからもじゃんじゃん出していくし、曲出す度に音楽もオレらも進化していくつもり」
Arata「……歌いたい。俺ももっと。ありたか次のまだ?」
Aritaka「もうすぐだよ」
Arata「楽しみ」
トピアくん「……ボクも楽しみだよ。みんな、頑張ってね!」
Isora「そこは頑張ってね! じゃなくて、頑張ろうね! だと思うけど?」
Aran「他人事にすんじゃねえよ」
トピアくん「そ、そうだね! みんな、頑張ろうね! たくさんの人達にスタブルの音楽を聴いてもらおうね!」
Isora「だな」
Aran「当たり前だろ」
Arata「たくさん歌う」

――新曲も楽しみにしています。最後に読者やファンの方にひと言お願いします。

トピアくん「はじめましての子はスタブルの事をたくさん知って、応援してくれると嬉しいな。Seekerのみんなは、いつも応援してくれてありがとう。これからのスタブルにご期待ください☆」
Isora「『starlit blue topia』を皮きりに、最高の音楽届けるから受け取ってくれよな♡」
Aritaka「俺達の曲を聴いて感じて欲しい。よろしくね」
Aran「適当とか妥協とかそんなクソみてえな音楽はやるつもりねえ。本気でやるから本気でぶつかってこい」
Arata「すぶたをおいしく召し上がれ」

ありがとうございました